文化財蟻害・腐朽等検査
文化財保護
大切な建造物を守るためには、まず現在がどうなっているかを知らなければなりません。
当協会では、公益社団法人日本しろあり対策協会の連携団体として、毎年定期的に文化財(建造物)の蟻害・腐朽検査を行っています。
文化財は一度失われてしまうと、その復旧は非常に難しい。大袈裟に言えば、その部分の文化・歴史が消滅してしまうのに等しい。その観点からも、対象建造物が現在どういう状態にあるのかを知ることは非常に大切なことです。当協会は、文化の伝承(技術・歴史的意義)を考えて、社会事業の一環として取り組んできました。
本年(平成26年)も国宝久能山東照宮を中心にして6ヶ所19棟の文化財が検査されました。静岡県では7年目であり、既に80棟以上が検査されています。
静岡県は県の教育委員会文化財保護課と連携して毎年行っていますが、三重・岐阜・愛知ではそのスキームが完成していませんので、もしご希望がありましたら、直接当協会にご相談下さい。対応させていただきます。
しろあり相談窓口
受付時間 平日 9:00〜17:00
文化財検査の様子
- 歴史的文化財
- 歴史的文化財
- ミーティング風景
- 点検前に全員でお払いへ
- 各社メディアへの対応
- 蟻害・腐朽検査開始
- 建物周りの被害調査も